VIVA LA VIDA SHB ソロラ アティトゥラン パンポヒラ農園
スペイン語でVIVAは、素晴らしい。VIDAは、LIFE。(ビバ・ラ・ビダ)
素晴らしい生命、生活、日常、人生、それをお祝いしよう、そんな意味のコーヒーが到着しました。
シングルオリジン、単一農園といっても、ワインのようにひとつ向こうの斜面では土壌の成分が変わったり、日当たりが変わったりで、もちろんその分、味も変わります。このコーヒーは、複数の区画の中から、もっとも香りが際立ったロット、1つにしぼられたマイクロロットになります。
柑橘系の柔らかな酸味・上品なコク・スッキリした味わい・ほのかな甘み・際立つ香り。あたりまえのように美味しい上質なグアテマラコーヒーです。
中煎りで、やや感じる柑橘系の酸味に甘みが追い、そのコントラストがサッパリとした飲み心地です。深煎りで、優しい酸味にこくが伴い、控え目な苦みと甘みで、品の良い飲み心地です。
お薦め焙煎度:3.シティロースト(中煎り)、4.フルシティロースト(深煎り)
品種 | カツーラ |
精製 | ウォッシュド |
地域 | San Lucas Toliman |
標高 | 1,400-1,700m |
価格 | 生豆125g(焙煎後100g-) 1,100円,生豆250g(焙煎後200g-) 2,090円 |
パンポヒラ農園について
パンポヒラ農園は、アティトゥラン火山とトリマ火山の間の山あいにある農園です。
火山の近くには、コーヒー栽培に適した良い土壌があるというのは珈琲の定説のひとつになっています。
アティトゥランは「世界一美しい」といわれるアティトゥラン湖(誰がいうてんねん)がある風光明媚な場所にあります。
標高は1600メートルほど。そんな環境で、毎年美味しい珈琲を作られているのがパンポヒラ農園です。
パンポヒラ農園にとって、大きな転換期は2010年。
「アガサ台風」といわれた大きな台風被害、土砂崩れなどで農園は壊滅的な打撃を受け、存続の危機に見舞われました。
そこに現れたのが、現オーナーのアレックス氏。
2012年にそんなパンポヒラ農園を買い取り、精力的に再建、
今では現地のコンテストでも入賞する、災害前よりも実力ある農園に成長させました。
アレックス氏いわく、台風での土砂崩れの被害は相当甚大だったが、その土砂崩れにより、多くの岩などを含むミネラル分がその土壌に、より独特の風味、いわばテロワールを与え、
その後、ユニークな味・香りのコーヒーに進化したそうです。塞翁が馬、といおうか、世の中は何が幸いするかわからないですね。
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