ブルンジ カヤンザ キビンゴCWS レッドブルボンWashed Burundi Kayanza Kibingo Coffee Washing Station
キビンゴ・コーヒーウォッシングステーションは、1986年にカヤンザ県カヤンザ地区に設立されました。この地は、ナイル川の水源地としても知られ、標高1893mの位置にウェットミルが建てられています。
ウォッシングステーションは、川を渡る為の大きな丸太の橋がある事で知られています。その川の周囲には河川の浸食を防ぐために葦(アシ)が植えられていますが、このアシを意味する現地語(KIBINGO)からステーションの名前が名付けられました。
キビンゴ・ウォッシングステーションでは、周辺の18集落に暮らす約3500名のファーマーが生産したコーヒーが集まっています。COEでも毎年の受賞、2017年には1位を獲得するなど、高い標高の恩恵を受けた素晴らしい風味と安定した品質が世界中で注目を受けています。
近年スペシャルティコーヒーの産地の1つとして徐々に認知度が上がっているブルンジですが、国内では高品質の生産を目指し、レッドブルボン種が多く植えられています。国内でのコーヒー生産のほぼ全てが小規模農家によって実施されているブルンジにとって、コーヒーは国だけでなく各家庭にとっても極めて重要な収入源になっています。平均的な小規模農家は自宅の裏庭に約250本の木を植えており、年間約200~300kgのチェリーを販売します。そういったコーヒー生産を支える為、国内でもインフラ整備などを初めとして多くの施策が打たれています。
キビンゴCWSには、周囲の18か所の丘でコーヒーを生産する約3,500人の小規模農家が登録されており、多くの支援策が実施されています。コーヒー果肉からなる有機肥料/低価格かつ補助金の付いたコーヒー苗木などの提供や、収量向上を図った教育プロジェクトなどがその例です。そういった支援のもと、小規模農家によって手摘みで収穫されたチェリーは、キビンゴCWSに納入後、果肉除去から選別、精選行程まで厳密に管理され、輸出行程へと進んでいきます。
ジューシーな酸の質感やフルーティなフレーバーが特徴的です。ブラットオレンジやグレープフルーツを感じさせる柑橘系の綺麗な酸味で、少しビターなさっぱりしたコーヒーです。焼き菓子など甘いものとのペアリングに最適です。またミルクを加えてお飲みいただくと、ミルクティーのような味わいが楽しめます。
お薦め焙煎度:シナモンロースト・ハイロースト(浅煎り)、シティロースト(中煎り)
品種 | レッドブルボン Red Bourbon |
精製 | ウォッシュド Washed |
地域 | カヤンザ県カヤンザ Kayanza |
標高 | 1,700‐1,900m |
価格 | 125g 1,000円、250g 1,900円、375g 2,850円 |
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