
インドネシア ワイルド コピルアック アチェ ガヨ

今回入荷したコーヒーは、天然のコピルアックです
トデンコーヒーの扱うワイルドコピルアックは自然のジャコウネコの糞から採取した天然物100%です。アチェ州のタケンゴンジャコウネコ地域でが食べ排出した、天然のガヨ族が栽培しているアラビカ種のコピルアックです。
本物のコピルアックは、野生のジャコウネコによる自然なプロセスで作られたものとされ、こうした背景から「幻のコーヒー」とも称されます。映画『最高の人生の見つけ方』(2008年公開)で取り上げられたことで日本でも知名度が上がり、高級コーヒーとして知られるようになりました。大切な収穫物であるコーヒー豆を食べてしまうジャコウネコを排除するのではなく、付加価値にしてしまうことで生まれた、人間社会との最良の共存の結晶です。ほのかに感じる奥深い香り、心地よい酸味と甘みが訪れ、なめらかで上品な味わい、あとから徐々に独特の旨みとさっぱりとした苦味や余韻を感じる複雑な香味を味わえます。
お薦め焙煎度:ハイロースト(浅煎り)
品種 | アラビカ種 |
精製 | ジャコウネコが食べて排泄したパーチメントを乾燥後脱穀 |
地域 | スマトラ、アチェ州タケンゴン |
標高 | 1,400~1,800m |
価格 | 生豆100g (焙煎後 80g以上)6,500円 生豆125g (焙煎後100g以上)8,000円 |


コピルアックって何?

コピルアック(Kopi Luwak)とは、インドネシア語で「コーヒー」(コピ)と「ジャコウネコ」(ルアク)に由来する、世界でも珍しいコーヒーの一種です。ジャコウネコ科のパームシベット(マレージャコウネコ)が熟したコーヒーチェリーを食べ、その実の部分を消化した後、未消化のコーヒー豆を糞として排泄したものを収集し、洗浄・焙煎して作られます。
起源はオランダ植民地時代(17〜19世紀)のインドネシアに遡るとされ、約300年もの間、インドネシアはオランダの植民地でした。その時代に、コーヒーの木がインドネシアに持ち込まれ、コーヒーの産地となっていきました。
オランダを中心にヨーロッパに輸出されていた影響で、農園で奴隷として働いていた労働者が飲むことは許されていませんでしたが、労働者たちは密かに、ジャコウネコの糞のなかに残っているコーヒー豆を見つけて飲んでいました。それに気づいたオランダ人たちが飲んでみたところ、とても豊な香りがするコピルアックに魅了され、世界へと広がって行きました。
独特な製造過程から、自然界でジャコウネコが食べる量に依存するため生産量が少なく、加えて手作業での収集・処理が必要なため非常に高価で、通常のコーヒー豆に比べて桁違いの価格で取引されます。世界での人気が上昇するにつれ、近年では需要増加に伴い、ジャコウネコを檻で飼育し強制的にコーヒーチェリーを食べさせる生産方法も増えており、味の質の低下や動物愛護団体などからは批判も出ています。
しかし、独特の製法と味わいから、一部のコーヒー愛好家から高い評価を受けています。苦味が抑えられ、ナッツやチョコレートのような香りが楽しめると言われています。希少性と味わいの良さから、世界中の富裕層を中心に根強い人気があり、高級レストランやホテルでも提供されるなど、一定の地位を確立しています。
トデンコーヒーは生豆を在庫し、注文を受けてから焙煎するため、焙煎済で販売されるお土産や輸入品と異なる、鮮度抜群のコピルアックを体験できます。


コピルアック専用パッケージに入れてお渡しします。
※生豆125g(焼豆100g)でご注文の方には、おすそ分け用に50g×2袋にもできます。



アロマキープパック®の特徴
ガスを排出し、袋の破裂を防ぎます
アロマキープパックは、コーヒーから発生するガスを袋の外に出し袋の破裂を防止します。また、逆止弁バルブの効果で、外気の侵入を防ぎコーヒーの酸化を抑制します。
袋詰めからお客様の開封まで、比較的長期間※の保存が可能です。※目安:~1年程ですが、当店は3ケ月の賞味期限表示をしています。

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