コロンビア チロソ ウィラ ラス フローレス農園 ダブルファーメンテーション
コロンビアチロソウィララスフローレス農園ダブルファーメンテーション、新品種チロソ。アロエにフルーツをミックスしたようなザ・グリーン、熱帯雨林を感じます。アナエロビック&好気性発酵によるダブルファーメンテイション。えっ、コレ?と思わず唸るコーヒーです。希少なため少し値がはりますが、おすすめの逸品です。一年の締めくくりに自分へのご褒美にいかがでしょうか。
推奨焙煎度:2.ハイロースト(浅煎り)
品種 | Chiroso(チロソ:エチオピア原生種) |
精製 | Natural Double Fermented 乾燥:アフリカンベッドまたはメカニカルドライ |
産地 | Huila Acevedo |
標高 | 1,650~1,800m |
価格 | 生豆量100g 2,800円/125g 3,500円/200g 5,320円/250g 6,650円 |
Double Fermentationとは… 工程詳細
1 完熟したチェリーを注意深く選別し、浸水してフローターや夾 雑物を取り除き洗浄 2 水から出して48時間好気発酵 3 タンクにチェリーを投入し水を入れ、温度を15°C(常温)から 50°Cになるまでタンク内の温度をあげていく 4 チェリー由来の 酵母(サッカロマイセス)を添加し、水中の微生物とチェリーが アルコール発酵するのを更に促す 5 嫌気発酵(=チェリーの糖 と微生物による炭水化物の無酸素的分解現象)で48時間 6 脱水 し、機械乾燥で24時間ゆっくりと少しずつ乾燥させる 7 その後 2週間前後屋外で天日乾燥 8 水分値が11%以下になったところ で、バッグに入れて4週間ほどレスティングします。
世界へ羽ばたく若き農園主
ウィラ県のアセヴェド地区はピンクブルボンの生産で有名な地区。そこで2代目 農園 主として活動する若きJhoan(ヨハン)は主にピンクブルボンを中心に様々な 新しい品種、精製方法を試みています。先代の父の畑はカスティージョとコロン ビアがメインでしたが、ヨハンが農地の一部にピンクブルボンを植え始めて以後、 ゲイシャやチロソ、タビ、レッドブルボンなど新しい品種のエリアを増やしてい ます。地元のコーヒー研究機関と共同してチェリー酵母による発酵の勉強や試験 製造に積極的に取り組んでおり、その成果が着実に積み上がっている昨今は海外 のトップバリスタからの引き合いも多く、彼のコーヒーは世界へと順調に羽ばた いています。
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