ブルボンアマレロ パルプドナチュラル ベラビスタ農園
明るい酸味と甘みが特徴のシングルオリジンコーヒーが入荷しました。クリアな黒糖のような甘さと、スムースなボディ感を持ったバランスカップ。アップル系の酸味も感じることができ、味わいに厚さを感じます。
お薦め焙煎度:ハイロースト(浅煎り)、フルシティロースト(深煎り)
ハイロースト(当店焙煎度2)とシティロースト(当店焙煎度3)では、ローストナッツの香ばしさとピーナッツバターのような甘みと舌触りがとても良いです。ほのかに感じる明るい酸味もグッドです。フルシティロースト(当店焙煎度4)では、甘みが非常に心地よいです。ボディにも力強さが加わり、その口当たりはエスプレッソにも適しています。
品種 | ブルボンアマレロ |
精製 | パルプドナチュラル |
地域 | 南ミナス ネポヌセーノ ベラビスタ農園 |
標高 | 1,080m |
価格 | 生豆125g (焙煎後100g以上)900円、生豆250g (焙煎後200g以上)1,710円 |
スペシャルティ・コーヒーを生み出すブラジル随一の産地・南ミナスジェライス
南ミナスはブラジル生産地の中でも歴史があり、多種多様なコーヒーを産出する地域です。1850年ごろにコーヒー栽培が導入され、この地域での主産品として大きく広がりました。南ミナスでは、60万ヘクタール以上の栽培面積を誇り、一大生産地となっておりますが、その多くは小農家による栽培が行われております。セラード地方と違いなだらかな丘陵な土地柄のため、大型収穫機を導入することが難しい地域でもあり、小型の収穫機ないし手積みで収穫がなされています。標高は750m~1,350mとブラジルの中でも標高が高い地域で、スペシャルティクラスのコーヒーを産出する優れた土壌と標高を有しています。
3代にわたって受け継がれる栽培技術と最新テクノロジーを駆使したコーヒー栽培
ベラビスタ農園は1923年にリマ・レイス家により開園され、当初は放牧による生計を立ておりましたが、すぐにコーヒー栽培へと転身。現在では3代目のアントニオさん(トニーさん)が引き継いでいます。430haにも及ぶ彼らのコーヒー農園では、環境に配慮した栽培方法を徹底し、各種認証を取得しています。現在の農園主トニーさんは、先代から土地を受け継ぐ前にラブラス農業大学の農学者パウロ・デ・ソウサ教授に農学の一般的な知識技術、コーヒー栽培を徹底して学びました。1964年に現在の妻イザベラさんと結婚、農園に住居を構え、子宝にも恵まれたトニーさんは、子供達が将来もこの農園を愛してくれるように自然を守り、動物を守り、水を守りながら農業をしようと決意しました。今では自然豊かで動植物に溢れる農園となっています。精製するための機械も新調し、ドライオンツリーの処理、パルプドナチュラルの加工も高い品質で生産しています。3代に渡るコーヒー栽培の歴史と現在の栽培テクノロジーを駆使し南ミナスの中でも有数のサステイナブルな良質コーヒーを産出する農園となっています。
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