生豆メニュー

(カフェインレスを除き、全てスペシャルティーコーヒー豆です)

世界中の生豆を常時30種類程度取り揃えています。各地の豆を試していただきご自分にあった生豆と焙煎度を探していただけます。

焙煎すると生豆の水分やガスが徐々に抜けていき、焙煎後は生豆計量時より15%から20%程度軽くなります。当店では焙煎後に100gと200g以上になるように、生豆は125g単位で販売させていただきます。

焙煎豆100gでマグカップで7杯、コーヒーカップで10杯が使用する量の目安になります。

こちらの商品はオンラインショップで購入いただけます。オンラインでご注文いただいても注文後に焙煎したてをお届けします。モバイルオーダーもOnline Shopからご利用いただけます。オンラインショップ

それでは、コーヒー世界の旅をお楽しみ下さい!下記の地域をクリックすると目的地に早く到着できます。ハワイのコーヒーが目的なら、南米諸国・ハワイをクリックして下さい。

アジア諸国 アフリカ諸国 中米諸国 南米諸国・ハワイ

アジアの国から

パプアニューギニア Alpha Coffee Blend「朝のコーヒー」

Blue Mountain, Bourbon, Typicaがブレンドされています。優しい果実感、スパイシーでバターチョコレートやマカデミアナッツのコクと甘みがあり、すっきりした後味です。エスプレッソでラテにしたり、カフェオレにもお薦めで、深煎りにして朝の一杯目に飲んでいただきたいコーヒーです。

品種Blue Mountain, Bourbon, Typica
精製ウォッシュド Washed
産地パプアニューギニアのさまざまな地域の生産者400人
標高1,100-1,350m
価格生豆125g 900円、250g 1,710円、375g 2,565円

Alpha Coffee

パプアニューギニアのさまざまな地域で暮らすコーヒー生産者400人から生豆をソーシングし、オーストラリア、ニュージーランドのロースターに直接販売しているAlpha Coffee。創業者は、建築会社を営んでいたレッドココ・エライヤ・ハロ。市場価格が安い、労働力の確保が難しいといった理由で自国のコーヒー業界が衰退していく現状への問題意識を出発点に、Alpha Coffeeを設立した。

小規模生産者がより多くの利益を得るために、ダイレクトマーケティングに力を入れ、「パプアニューギニアのスペシャルティーコーヒー」として売りに出したい。「業界全体を底上げするために、パプアニューギニア産コーヒ−というブランドを育てていきたいのです。実際、私たちのコーヒーはそれだけのポテンシャルを秘めていると思います。パプアニューギニアの気候や土壌は独特です。アユラを筆頭に、オカパ、シアネ、オブラなどの地域で生産されるコーヒーは、豆のサイズが大きく個性的なフレーバーを持ち、アフリカや中南米のコーヒーにはない特徴や魅力がありますからね。」と熱意をもって活動を続けています。

ミャンマー オレンジサンシャイン アナエロビックMYANMER G1 ANAEROBIC ORANGE SUNSHINE

RUBY 色に完熟したコーヒーチェリーは実を強く掴むと一滴から二滴の果汁が出ます、生産者はそれを糖度計で計測し、記録し、そのロットごとを管理、と細かいマネージメントをされて、毎年のトライアンドエラーが進化を促しています。中南米ではそんな管理が進んだ農園もチラホラありますが、アジアではまだ珍しいようです。ミャンマーは近年スペシャルティコーヒーの産地として世界的にも注文を浴びています。今回のオレンジサンシャインは、ピンダヤ村という村のマイクロロットのコーヒー豆をアナエロビック精製しています。よりオレンジ味を出すべく、空気に触れさせずに、少し発酵を進ませることで、よりフルーティーになる、人気の精製方法です。

ピンダヤ村は90%が小農家で、収穫から乾燥まで行います。働く人の 90%が女性といわれています。東南アジアにはそんな国が多いのですが、ここミャンマーも例外ではありません。国の情勢が不安定な中でも、私たちが支えあって、生きていくための価値のある商品を生み出さないといけない、そんな覚悟が詰まっているでしょうか。

もぎたてのオレンジのような香りとさわやかな酸味で、ジューシーなさっぱり飲めるフルーティーなスペシャルティコーヒーです。

お薦め焙煎度:2.ハイロースト(浅煎り)

品種カツーラ、カツアイ、カティモール、S795、ティピカ
精製ウォッシュド、アナエロビック
地域ミャンマー シャン州 ピンダヤ村
標高1,500ー1,600m
価格生豆125g 900円、250g 1,710円、375g 2,565円

中国 雲南珈琲 プーアルピーチ アナエアロビコ Chaina Yunnan Pu’er peach Double Fermentation

美しいプーアル茶の畑が広がる、中国雲南省。 メコン川の源流が流れだし、色とりどりの花が咲く。まさに桃源郷のような、山奥の秘境でとれたコーヒーです。 プーアル茶の製法からもヒントを得て、70種類以上もの実験ののちに完成させたアナエアロ ビコと言われる二次発酵「Anaerobic Fermentation (嫌気性発酵)」のナチュラルプロセスで作られています。ピーチのような心地よいアロマとベリー系の酸味が特長。

品種カティモール、ティピカ、カトゥアイ、パカス
精製ナチュラル、アナエアロビコ発酵
標高1,800-2,050m
地域雲南省南嶺
税込生豆125g 1,000円 , 250g 1,900円, 375g 2,850円

インドネシア マンデリン アチェ ビーストマウンテンINDONESIA SUMATRA MANDHELING ACEH MicroLot
BEAST MOUNTAIN

インドネシア・アチェ州でマンデリンが生産され始めたのは19世紀後半のこと。その後オランダの統治下でプランテーション経営が発展しましたが、独立後は小規模生産者に分割譲渡され現在に至ります。栽培はタケンゴン地区の山岳地を中心に行われ、高地産らしいきれいな酸味のあるマンデリンが多く生産されています。ビーストマウンテンはブヌール・ムリアおよびタケンゴン近郊地域の中でもより標高の高い地区(1,400-1,600m)の良質な原料豆を選び、サイズ7.0mm以上の大粒豆だけに揃えて、最後に手選別作業で丁寧に欠点豆を取り除いています。

マンデリンを代表するリントン産はややハーブっぽい香りのやや癖のあるフレーバーが売りですが、このアチェ産にはそれがなく、透き通るようなクリーンな味わいです。一般的なイメージのマンデリン特有のワイルドなフレーバーがなく、丁寧に作られたクリーンカップで、フルシティローストにすると、ビターな中にも2割ほどのココアのような甘さが残ります。

推奨焙煎度:4.フルシティロースト(中深煎り)

品種 ハイブリットティモール、カティモール
精製スマトラ式(ウェット ハル、 天日乾燥)
標高1400-1600m
地域スマトラ島 アチェ州
税込生豆125g 1,000円, 250g 1,900円, 375g 2,850円

インド

セブンスヘブン(売り切れました)

ここちよい香りと酸味、しっかりした苦みとコクがありながら、スッキリした味です。JAS認証、Demeter認証 (=バイオダイナミック農法)のオーガニックコーヒーです。

品種アラビカ
精製ナチュラル
標高900-1250m
地域ポアブス農園
税込 生豆125g  700円
生豆250g 1,330円

Onlineで購入できます

インドネシア

スラウェシ ママサ

華やかなフローラルフレーバー、ビターチョコのような甘味、口当たりの良いなめらかなコクと後に残る余韻は、世界のコーヒー通から賞賛され続けいます。

品種ティピカなど
精製スマトラ式
標高1300-1500m
地域スラウェシ島ママサ
税込生豆125g 1,000円
生豆250g 1,900円

インドネシア

アビシニア ベルゲンダール(売り切れました)

アビシニア種。通常のアチェマンデリンとは一線を画した独自の複雑な香味の最高級グレードです。

品種 アビシニア7など
精製スマトラ式
標高1400-1600m
地域スマトラ島 アチェ州
税込生豆125g   950円
生豆250g 1,800円 

インドネシア

マンデリン トゥルーブルー(売り切れました)

ハーブ感あふれる酸味とマイルドなコクとクリアな後味のマンデリンのトップスペシャルティです。

品種シガラルタン、ジャンバーほか
精製スマトラ
標高1200-1450m
地域スマトラ島 北部、リントンニフタ区
税込生豆125g   950円
生豆250g 1,800円

タイ

チェンライ ドイパンコン

タイチェンライの奥地、少数民族が育んだ、甘くトロピカルな飲み口の逸品です。 

品種カツアイ、ティピカ、チャンマイ
精製ナチュラル
標高1250-1500m
地域チェンライ、ドイパンコン(コミュニティ)
税込生豆125g   950円
生豆250g  1,800円

パプアニューギニア

シグリ

海抜1,600mの標高、清涼な気候、十分な降水量、豊かな土壌で育ち、甘みと酸味のある芳醇な味わいでスパイシーな香りが特徴です。

品種ティピカ
精製ウォッシュド
標高1500m以上
地域ウエストハイランド州ワギバレーシグリ農園
税込生豆125g 1,000円
生豆250g 1,900円

東ティモール

ゴウララ オーガニックコーヒー

おいしい酸味と鮮やかな果実味でクリアな飲み口です。ティピカ種を農薬や化学肥料を一切使わずに栽培しています。

品種ティピカ種
精製ウォッシュド
標高1450m以上
地域エルメラ県レテフォホ群ゴウララ村
税込生豆125g  900円
生豆250g 1,710円
新価格

Onlineで購入できます

アフリカの国から

ケニア AA サンガライ

「AA」は、ケニアでの等級基準ランクで、豆のサイズをあらわし、もっとも大きな豆で、最高級品とされます。なかでも今回の豆は、明確なボディと複雑な酸味、ベリー系のカッププロファイルを特徴としたロットに仕上げられたトップスペシャルティコーヒーです。スパイシーな香り、ほどよい苦み・甘み・コクのバランスが良く、冷めても美味しいコーヒーです。

推奨焙煎度:シティロースト(中煎り)、フルシティロースト(深煎り)

品種Batian, Ruiru 11, SL28, SL34
精法Fully Washed
産地Kenya Central ~ West
標高1,400 – 2,000 m
価格生豆税込み125g 1,000円、250g 1,900円

「雄の象」を意味するサンガライ

サンガライはサプライヤーであるSucafina社がオリジナルで作り上げている特別ロットの1つです。ケニア北部の先住民族であるサンブル族の言葉で、「雄の象」を意味する言葉となります。その知的で力強い象の姿がこのブランドを象徴するイメージです。​

生産者と長期的関係を築き、垂直統合されたサプライチェーンを元に高い品質を維持しております。​

ウェットパーチメントは、提携農園やウォッシングステーションでハンドピックからミューシレージ除去まで丁寧に行い、ひび割れや結露に注意を払いながら、天候に合わせて2週間前後の乾燥工程を経ています。ドライパーチメントは、Sucafina社の所有するミル“Kahawa Bora Millers”に集められ小ロットごとにカップ評価をすることで、クオリティの高さとトレースの維持へ貢献しています。​

ルワンダ A1 ブルボン アカゲラCWS _ Baho Coffee

千の丘の国と呼ばれる肥沃な丘陵地で栽培されるルワンダコーヒーは、その品質水準の高
さで、近年のスペシャルティーコーヒー市場で、ゆるぎない定評を受けています。

そのルワンダから、ブルボン種100%のシングルオリジンコーヒーが到着しました。滑らかな口当たりで、コクと甘みを感じる、フルーティーなコーヒーです。浅煎りではさわやかな酸味でジューシーな甘さが際立ちます、中煎りではマイルドでクリーミーな甘み、飲み終わっても余韻が後を引き、もう一口飲みたくなります。シングルオリジンのエスプレッソとしてもおすすめです。

推奨焙煎度:シティロースト(中煎り)、ハイロースト(浅煎り)

品種Bourbon ブルボン
精法Fully Washed
産地Akagera CWS Nyamasheke District Western-Kivu Province
標高1,535 – 1,900m
価格生豆税込み125g 1,000円、250g 1,900円
CWS:コーヒーウォッシングステーション、コーヒー豆水洗場の略です

Baho Coffee ~ Bahoが持つ深い意味

ルワンダ国内異なるポテンシャルを持つコーヒー生産エリアに10箇所、隣国のブルンジに2箇所のウォッシングステーションを所有・運営し、小規模生産者がつくったコーヒーを世界各国に販売しているBaho Coffee。チームメンバーは、生産者も含めて10万人以上。コンゴ民主共和国では、ビジネスパートナーとして最適な精製を理解し、実現する手助けもしている。生産者の技術向上を目指したプログラムやマネジメント力を高める仕組み作り、生産者の暮らしをサポートするようなプログラムも提供している。たとえば、コーヒーの収穫期を前に、授業料や健康保険の費用、事業資金を用意できないといった状況に陥った生産者が助けを求めてきた際は、彼らに資金援助を行うという。

創業者は、ルサティラ・エマニュエル。大学でエンジニアリングや農村開発、農業ビジネスを学んだ後、世界各地に拠点を構える大手の多国籍コーヒー輸出会社で働くこと12年。「おいしいコーヒーを作っているのに取り残されているルワンダの小規模農家の力になりたい」という情熱に駆られて、2017年にBaho Coffeeを設立した。

Bahoは『強くあれ』『諦めるな』という意味を持つルワンダ語だ。たとえば生きることに苦しんでいる友人や、惨めな思いを抱き、下を向いている見ず知らずの人を励ますためにかける言葉なのです。その言葉を社名に用いた背景には、彼自身が絶望の底から這い上がってきた歴史がある。

1994年に起きたルワンダでのジェノサイド。ツチ族とフツ族の対立が激化し、わずか100日間で100万人ほどの国民が殺害されたのである。その中には、エマニュエルの両親と末っ子の弟も含まれていた。

ルワンダには、長男は家族の長になるべしという文化がある。15歳にしてその責任を背負ったエマニュエルは、家族を養うためにレストランの掃除や荷運びなど、さまざまな仕事をするようになった。かろうじて学校には通えたが、制服はおろか、靴を洗う石鹸すら買う余裕がなかった。

19歳で中等学校(いわゆる高校)を卒業したエマニュエルは、大学に進学する前に中等学校の教師として4年間働いていた時期がある。給料は家族を養うための生活費に消えていったが、安定した収入源を確保できただけでも「夢のような暮らし」だった。4年間で稼いだ金を元手に、家族が暮らすための新しい家を500ドルで建てたのは、23歳のときだ(月給は約25ドル)。

「これまでの人生で私は2度自殺しようと考えたことがあります。長男として家族を守っていかなければならないという重圧に飲み込まれそうになったのです。どちらも失敗に終わり、生き延びることができたのは、神様が守ってくれたおかげでしょう。苦労が絶えない暮らしの中で私を支え続けてくれたのが、Bahoという言葉なのです」

Baho Coffee 創業者の、品質へのコミットメント

「私たちはコーヒーと一緒に、ルワンダという国を売り込んでいるのです。国内のコーヒー業界におけるスペシャルティの市場シェアは、2010年頃の10%から50%まで上昇するとともに、ルワンダは『品質の高いコーヒーの生産国』という認知が広がりつつあります。

私自身、この変化を推し進めるひとりでいたいのです。将来、すべてのロースターやインポーターがスペシャルティコーヒーを注文したいときに、東アフリカで一番最初に選ぶ存在になることがBahoの目標です」

ルワンダに限らず、ブルンジやコンゴのコーヒーに見られる共通のディフェクト(欠点豆)としてよく知られているのが、ポテトディフェクトだ。生豆を焙煎した際、生のジャガイモのような香りが、スペシャルティコーヒーの繊細なフレーバーをかき消してしまうという問題がある。

「私たちは収穫から輸出まで、品質管理を徹底しているので、ポテトディフェクトが現れるリスクを大幅に軽減できています。もし、ポテトディフェクトが問題になるようであ

パナマ ゲイシャ チリキ ボルカン ティエラスアルタス ナチュラル

ジャスミン、ベルガモットを思わせる優雅な香り、レモングラスのような優しい柑橘の酸、そしてどこまでもクリーンで滑らかな口当たりと上質な甘さ。ゲイシャだけが持つ独特なフレイバーをナチュラル精製で加速させた逸品。 ゲイシャ種の真骨頂とも言えるエレガントで繊細なカップをお楽しみください。カッピングコメント:ベルガモット、ジャスミン、レモングラス、レモンピール、ライチ、ティーライク、クリーン、スウィート、シロッピー、ラウンドマウスフィール

お薦め焙煎度:ハイロースト(浅煎り)

品種ゲイシャ
精製ナチュラル
地域パナマ チリキ県 ボルカン ティエラスアルタス地区
標高1,400-1,700m
価格生豆125g 3,000円、250g 5,700円

最も品質ポテンシャルの高い ゲイシャ(Gesha/Geisha)種

ゲイシャ(Gesha/Geisha)種は2004年にパナマの国際品評会で再発見されて以来、現在に至るまでスペシャルティコーヒーの世界において最も品質ポテンシャルの高い品種として認知され、世界各生産国で栽培が広がっています。そのカップは秀逸で、ウォッシュドコーヒーではフローラルなアロマと柑橘類を思わすフレーバー、驚くほどすっきりした甘味を伴った酸味が特徴的です。一方で原種系品種であるため、生産性が低いことや、生産技術が十分には確立しておらず、現在でも希少な品種です。

高値を更新し続けるパナマ産ゲイシャ

栽培産地はパナマから広がったため南北アメリカ大陸が多いですが、アフリカやアジアにも栽培が広がっています。特にパナマ産は香りの量が多いことで有名なため、高級品として認知されています。価格は高く、パナマゲイシャに特化しているコーヒーの品評会「ベスト・オブ・パナマ」のオークションでは1ポンド (450 g)あたりの生豆の最高価格は、エスメラルダ農園でゲイシャが発見され発表された2004年の21ドルから始まり2021年には2,568ドルと最高価格を更新しつづけました。2022年には約2000ドルに下がりましたが、日本円安の影響で円換算では最高価格を更新し続けています。

当店のゲイシャはパナマ ボルカン ティエラス地区産

パナマは太平洋とカリブ海に挟まれ熱帯性の気候に恵まれた自然豊かな国です。コーヒーの栽培は、西部のChiriqui (チリキ) 県バルー火山の山間部で盛んに行われており、多くの中小規模の生産者が栽培方法や精製方法に工夫を凝らし、スペシャルティコーヒーの生産に力を入れています。当ロットは、Tierras Altas (ティエラス・アルタス)地区、のVolcan (ボルカン)エリアのコーヒーです。是非、パナマのゲイシャをお楽しみ下さい。

エチオピア モカ イルガチェフェ G1 ナチュラル コンガ

セレクトピッキングした赤いチェリーを天日乾燥させ、桃などのストーンフルーツや赤ワインのような風味が色濃く残っています。フルーティーで華やかな香りとスッキリしたフレーバーで、スペシャルティコーヒーの浅煎りを試したい方にお勧めです。エチオピア特有のナチュラルコーヒーのフレーバーを是非ご堪能ください。

品種エチオピア原種
精製ナチュラル
地域エチオピア南部イルガチェフェ地区_コンガ農協
標高1,800 – 2,350m
推奨焙煎度浅煎り(ハイロースト)
税込価格生豆重量125g 1,000円、250g 1,900円、375g 2,850円

コーヒー発祥の地、エチオピアを象徴するモカコーヒー。

エチオピアは、世界でも最も古い歴史を持つ国の一つで、どこの国の植民地にならなかった稀有な国です。そこには長く続く独自の文化が息づき、コーヒーもそのひとつ。アフリカナンバーワンの生産量、かつコーヒーの原種がいまも残り、コーヒーセレモニーを代表とする、そのコーヒー文化もまた独特です。
 
生産量はアフリカでダントツの1位。隣国イエメンと並び、コーヒーの生まれた土地としても名高い。かの地の伝説的な羊使いカルディがコーヒーの苗木を発見したという説は、コーヒーを学ぶ際に最初に触れられる有名な話です。イエメンのモカ港から、それらが世界中に輸出されたことから、エチオピアで採れる豆のことは今もモカと呼ばれています。
 
大きいほど立派な豆とされる一般的な常識は、ここエチオピアにはなく、その豆は小さくとも、その独特のフレーバーが高く評価されます。そして、特に名産地シダモの中のイルガチェフというエリアで採れる、そのコーヒーは独特の香りから人気を博し、ここ数年のスペシャルティコーヒーのブームの火付け役ともなっています。

モカNO1の産地、スペシャルティの代表格、イルガチェフェ。

エチオピア南部のイルガチェフェは、エチオピアNo.1のコーヒー産地として、また、世界的にも特に際立つキャラクターと高品質のコーヒーの産地として、世界中のスペシャルティコーヒーファンから愛されています。
その秘密は、大地溝帯(Great Rift Valley)の豊かな土壌、2000mの高い標高がもたらす昼夜の激しい寒暖の差が、コーヒー栽培に適していることにあります。なによりエチオピアはコーヒーの原産地で、野生でコーヒーの木が育つ、そんな土壌・気象環境がこのイルガチェフェコーヒーのおいしさの源のひとつなのかもしれません。

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ブルンジ カヤンザ キビンゴCWS レッドブルボンWashed      Burundi Kayanza Kibingo Coffee Washing Station (売り切れました)

ブルンジ国旗
ブルンジはルワンダの南、タンザニアの北西に位置します

キビンゴ・コーヒーウォッシングステーションは、1986年にカヤンザ県カヤンザ地区に設立されました。この地は、ナイル川の水源地としても知られ、標高1893mの位置にウェットミルが建てられています。
 ウォッシングステーションは、川を渡る為の大きな丸太の橋がある事で知られています。その川の周囲には河川の浸食を防ぐために葦(アシ)が植えられていますが、このアシを意味する現地語(KIBINGO)からステーションの名前が名付けられました。
 キビンゴ・ウォッシングステーションでは、周辺の18集落に暮らす約3500名のファーマーが生産したコーヒーが集まっています。COEでも毎年の受賞、2017年には1位を獲得するなど、高い標高の恩恵を受けた素晴らしい風味と安定した品質が世界中で注目を受けています。

ハンドピックで欠点豆を取り除きます

近年スペシャルティコーヒーの産地の1つとして徐々に認知度が上がっているブルンジですが、国内では高品質の生産を​目指し、レッドブルボン種が多く植えられています。国内でのコーヒー生産のほぼ全てが小規模農家によって実施されているブルンジにとって、コーヒーは国だけでなく​各家庭にとっても極めて重要な収入源になっています。平均的な小規模農家は自宅の裏庭に約250本の木を植えており、​年間約200~300kgのチェリーを販売します。そういったコーヒー生産を支える為、国内でもインフラ整備などを​初めとして多くの施策が打たれています。​

キビンゴCWSには、周囲の18か所の丘でコーヒーを生産する約3,500人の小規模農家が登録されており、​多くの支援策が実施されています。コーヒー果肉からなる有機肥料/低価格かつ補助金の付いたコーヒー苗木などの提供や、​収量向上を図った教育プロジェクトなどがその例です。そういった支援のもと、小規模農家によって手摘みで収穫された​チェリーは、キビンゴCWSに納入後、果肉除去から選別、精選行程まで厳密に管理され、輸出行程へと進んでいきます。​

ジューシーな酸の質感やフルーティなフレーバーが特徴的です。ブラットオレンジやグレープフルーツを感じさせる柑橘系の綺麗な酸味で、少しビターなさっぱりしたコーヒーです。焼き菓子など甘いものとのペアリングに最適です。

お薦め焙煎度:シナモンロースト・ハイロースト(浅煎り)、シティロースト(中煎り)

品種レッドブルボン Red Bourbon
精製ウォッシュド Washed
地域カヤンザ県カヤンザ Kayanza  
標高1,700‐1,900m
価格125g 1,000円、250g 1,900円、375g 2,850円

ルワンダ キニニ水洗工場 AA (売り切れました)

「千の丘の国」と呼ばれるルワンダは、緑が多く、なだらかで美しい丘陵の多い内陸国。ベルギーによる植民地時代、ほぼ単一であった民族を、ツチ族とフツ族に分けて、対立の芽を植え付けたのが、この国の不幸な歴史の始まり。また彼らの外貨獲得の政策として、各農家に70本のコーヒーの木の栽培を義務付けたのが、ルワンダでのコーヒーの始まり。当初はナチュラルの精製法が主流。1980年代に、アフリカでの新興国のコーヒーへの参入を機に、グローバルなコーヒー商社は、コーヒー豆を極限まで買い叩き、農家が続々と破産する「コーヒー危機」が襲う。かつてベルギーが作った身分制では、フツ族は農家で働き、ツチ族は役人が多い。貧富の差が拡大し、紛争の芽が育まれた。そんな憎悪があふれ出たのが、1994年のジェノサイド。人口730万人の内、約100万人がたった1ヶ月で亡くなり、250万人が他国に亡命した。 コーヒーを作るどころではない、最悪の内戦を経て、新しくできた政権は、ベルギーの植民地支配の呪いから脱出し、急激な経済成長、今ではアフリカでも有数の治安の良い国に復権した。そしてコーヒーは、ウオッシュドにその精製法を変え、高品質で、高く売れるスペシャルティコーヒーを作る環境に。アフリカで初めて「カップオブエクセレンス」開催国に選ばれるなど、ここ最近のアフリカの最先端を引っ張る存在。植民地支配で作らせられ、買い叩かれたコーヒーではない、新しく香るスペシャルティコーヒー。それは、新しく生まれた独立国家の復活の狼煙かもしれない。

千の丘の国と呼ばれる肥沃な丘陵地で栽培されるルワンダコーヒーは、その品質水準の高さで、近年のスペシャルティーコーヒー市場で、ゆるぎない定評を受けています。そのルワンダのコーヒー生産地の中でも、これまであまり注目されることの無かった北地区には、最高2000メーターを超える、コーヒー生産地としては世界でも珍しい高度で栽培されているブルボン種があります。 この最高品質のチェリーを生産する零細農と協業体制を打ち立てたキニニ水洗工場が、丹精こめてゆっくりと水洗、天日乾燥させて仕上げたルワンダのスペシャルティーコーヒーの極北キニニAAを紹介します。

ルワンダコーヒーの極北。浅煎りでキレキレの青りんごのような果実味、深煎りでは焼きリンゴに深化。

品種ブルボン系の Bourbon Mayagu
精製ウォッシュド
地域ルシンガ地区キニニ村
標高1,800~2,250m
価格125g 1,000円, 250g 1,900円, 375g 2,850円

エチオピア ゲイシャ ゲシャビレッジ農園 チャカ G1ナチュラル

世界的に最も美味しく高価なコーヒーとして有名なパナマエスメラルダ農園が復活させたゲイシャ種の原種の豆にあたり、とても稀少価値が高いコーヒーです。

エチオピアの人々の生活、文化、風習に魅了され、その根底にあるコーヒーの生産を決心した、米国生まれのアダム氏と、エチオピア生まれのレイチェル夫人の持つ農園、ゲシャ・ビレッジ・コーヒー農園は、エチオピアの西の果てに鬱蒼と茂ったベンチ・マジ(Benchi-Maji)地区のジャングルにあります。都市部から遥か遠くのこの地で、長年の夢であったコーヒー農園を2011年から開拓し、農園からほど近いゲシャ種発祥の地であるゴリ・ゲシャの森(GoriGesha Forest)から世界最高峰品質のゲシャ種を厳選し、息を呑む様な美しい大自然の中、約471㏊の敷地でコーヒーを栽培しています。

ゴリ・ゲシャの森の遺伝子多様性を反映する品種で2011年に収穫されたGori Gesha 2011 (GG)。木の形態や生豆のサイズや外観及びカップ品質がパナマ・ゲイシャに最も酷似した品種 Gesha 1931 (G31)。エチオピアのリサーチセンターで採択された耐病性品種で1974年にイルバボアの森にて採取された Illubabor Forest1974 (IF)。Gesha Villageでは8つブロックに分割し、3つの品種の生産を追跡し、処理と発酵へのさまざまなアプローチを実験しました。各ブロックから摘み取ったコーヒーチェリーには、産地を示すタグが付けられており、自社開発の追跡システムにより、工場から輸出までの道のりをたどっています。その中でこちらの「チャカ」は、エステートのすべてのブロックと生産シーズン全体からの美しいコーヒーを選抜して作られた ESTATE BLEND です。

6年目の2017年には1,200袋を超える生産量(生産2年目)となり、世界各地のバリスタ大会などでもその品質を認められています。Gesha Villageの目標は、エチオピアで最も環境に配慮した最高のコーヒー農園であり、栽培と加工のすべての段階で品質に妥協することなく、従業員とお客様に究極の献身を 捧げ、世界をエチオピアに結びつけ、完璧な一杯のコーヒーの中で、その美しさのすべてを明らかにすることを目指しています。

華やかな香り、爽やかな酸味、スッキリしたフレーバーです。

品種Gori Gesha2011 、Gesha1931、Illubabor Forest1974
精製ナチュラル
標高1,909~2,069m
地域エチオピア南西部 ベンチ・マジ地区
税込生豆125g 1,700円
生豆250g 3,230円

ウガンダ

アフリカンムーンジャッカル

柔らかな酸味と甘い果実味にコクも備えています。

品種ニアサランド、ブギス、SL28/34/14
精製ナチュラル
標高1200-2200m
地域   ウガンダ西部ルウェンゾリ山東麓
キシンガコーヒーステーション
税込生豆125g  900円
生豆250g 1,710円
新価格

Onlineで購入できます

エチオピア

モカ イルガチェフェG1(売り切れました) 

エチオピア最高グレードのナチュラルで、マスカルポーネチーズの様な甘い香りに柔らかな酸味を感じます。

品種地場品種
精製ナチュラル
標高1570-2300m
地域エチオピア中南部、コンガ地区アメデラロ集積所
税込生豆125g  1,000円
生豆250g 1,900円

エチオピア

モカ イルガチェフェG1

エチオピア最高グレードのウォッシュドで、華やかな甘みと紅茶の様な高貴な香りが楽しめます。  

品種地場品種
精製ウォッシュド
標高1900-2200m
地域 チオピア中南部、
ゲディオ地方ゲデブ、
チェルベサ村
税込生豆125g   1,000円
生豆250g   1,900円

コンゴ

ヴィルンガ (売り切れ)

国立公園のゴリラをハンターから守るナショナルパークプロジェクト商品です。   

品種Blue Mountain 他 Katwai、Rumangaboo
精製ウォッシュド
標高1300-2100m
地域  コンゴ東部 Coopade組合 Kasundi水洗工場
税込生豆125g   700円
生豆250g 1,330円

                       

タンザニア

キリマンジャロ

柑橘系の軽やかな酸味に、しっかりしたコクを味わえます。 

品種ケント
精製ウォッシュド
標高1600-1800m
地域キリマンジャロ ンゴロンゴロ カラツ農園
税込生豆125g  950円
生豆250g 1,800円
新価格

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ケニア

トマトレッドAA

冷製トマトスープ「ガスパチョ」の様な独特の味・香り。ケニアのハイエンド珈琲。サッパリして暑い時期に最適です。

品種Ruiru11,SL28,SL34,Batian
精製ウォッシュド
標高1720m
地域ニエリ郡ガタイシコーヒーファクトリー
税込生豆125g 1,000円
生豆250g 1,900円

                                        

イエメン モカボルドー ハラーズ アナエアロビコ

アナエアロビコ(嫌気性発酵)により、酸味と甘みが溶け合う繊細な赤ワインの様な味わい、しっかりしたコク。モカ港とボルドー港の名を冠したモカボルドーの名がつけられました。コーヒーの概念が変わる是非試していただきたい希少なコーヒーです。

品種アラビカ
精製ナチュラル 
標高1700-2240m
地域ハラーズ地方ワディセイル村
税込生豆125g 2,500円
生豆250g 4,750円

中米の国から

グアテマラ アンティグア               「ドラド(黄金)」 SHB イエローブルボン

イエローブルボン種100%のシングルオリジンが持つ完熟した甘みを。ハイロースト(浅煎り)では、スルスルと飲める、シルクのような舌触りが好印象。アフターで抜けていく、フローラルフレーバーも心地よいです。フルシティロースト(深煎り)では、苦味より甘味が先行します。ミルクの様なややとろみを感じるボディ感があり、繊細な質感ながらも何層にも重なる味わいをお楽しみください。

推奨焙煎度:ハイロースト(浅煎り)、フルシティロースト(深煎り)

品種イエローブルボン
精法ウォッシュド
産地アンティグア ラ・エスメラルダ農園
標高1,600-1,800m
価格生豆125g (焙煎後100g-) 税込1,000円、生豆250g (焙煎後200g-)税込1,900円

熟練の腕が光る、エスメラルダ農園

「ドラド」とは現地の言葉で「黄金」の意味。糖度がとても高く、光輝いて見えることから、その名前が付けられました。イエローブルボンは、糖度がレッドブルボンよりも高いといわれておりますが、その色見での完熟度合いの判別がとても難しく、熟練の腕を必要とします。エスメラルダ農園では、スタッフへの収穫トレーニングを常に多く行っており、新しくピッカーとして働いてくださる従業員の方も品質へのこだわりを持って働いてもらっています。加工は、伝統的な水洗式で天日乾燥によってドライパーチメントまで仕上げます。欠点除去は機械選別ではなく、熟練の女性スタッフによって行われます。

確かな栽培技術とイエローブルボンへのこだわり

シェードツリーを十分に使用しながら、結実しあすぎないようにコーヒーの木を管理しています。結実が多すぎると、代謝が遅くなり、土壌の栄養不足が起こりやすいためです。また、丁寧に一本一本剪定を行うことによって、木々の間の風通しをよくし、病虫害対策、ひいては収穫量増加につながっています。熟練のコーヒー栽培技術がふんだんに詰まったコーヒーです。農園自体は14haととても小さいですが、香りや甘みが良いと考える農園主は、あくまでもイエローブルボン100%にこだわり、品質の重視した農園経営をしています。

ドミニカ セサルメルード バラオナ ナチュラル

セサルは農園主の名前で、メルードはスペイン語で「はちみつ」という意味。 その甘さからついた名前です。ティピカ種から生まれる上質なコーヒー豆で、フルーティーな風味と甘味が特徴です。ジャスミンを思わせる繊細な花や紅茶の香り、ピーチの優しい酸味、軽いハチミツのような甘みを感じさせるコーヒーです。

品種ティピカ
製法ナチュラル / 天日乾燥
産地南西部中央山脈ポロ自治体バラオナバオルコ山脈 リリオス・ランザ・ヨランダ・ラマミ農園
標高1,100〜1,350m
価格生豆125g 1,000円、250g 1,900円、375g 2,850円

バラオナ州 バオルコ山脈 カリブ海の風が育むコーヒーチェリー

カリブ海に浮かぶ島に降り注ぐ太陽、その青く透き通る空を流れ産地を覆う雲は熱帯の強い日差しからコーヒーを守り、最高品質のコーヒー豆を育てています。
バラオナ州はドミニカ共和国の南西に位置し、山と海が恋人のように寄り添ってつづくバラオナ海岸には数百本の川が海に注ぎ込んでいます。植民地時代にスペイン人のバラホナ伯爵がここに留まった為にバラオナの由来と言われています。又、サントドミンゴ島のスペイン側領地に初めてコーヒーが持ち込まれたのはバオルコ山脈のポロ自治体から1735年頃ではないかと言われています。
バオルコ山脈は、ドミニカ西南部をカリブ海に沿って走り、海岸から直に切り立った山腹からすぐにコーヒー農園が点在します。この山脈では石灰岩や珪素質の地盤を腐葉土が覆っただけの非常に脆い土壌でコーヒーが栽培されています。このような耕地で栽培を可能にしているのは、カリブ海の風が運んでくる雲です。ここの年間平均気温は26℃、年間降水量は2,200mm(220日/365日以上)で、ジャマイカブルーマウンテンと同じ緯度と、カリブ海のそよ風の近接性の影響を受け、寒暖差により、果実の熟成が長くなり、非常に独特な風味が得られます。地域農園では化学肥料の低消費、手作業による雑草の防除、シェードツリー光度(日光入力の70%)と有機肥料としての果肉の使用との完全なバランスにより高品質が得られます。
毎年9月頃から万遍ない降雨により徐々に熟してくるチェリーは、熟したものだけを手摘みする為に5〜8回にわたって収穫します。彼らは発酵やカビによって劣化しないよう最新の注意をもって収穫し、隣接するパティオ棚干し乾燥、比重選別・色彩選別にかけさらにて選別しリーファで出荷します。
四つの州(バラオナ、バオルコ、インデペンデンシア、ペデルナレス)は海抜-41.9Mtsの塩湖エンリキジョ湖の地域に属し、エンリキジョ湖に棲む野生動植物の島、カブリトス島は貴重な動植物の宝庫です。ワシントン条約附属書I、固有種のサイ・イグアナ、アメリカワニ(世界最大の保護地)近絶滅種 絶滅寸前のリコルディ・イグアナ等が暮らしている為生態系保護区域として、この地域では自然環境保全を厳しく行っています。

リリオス・ランザ・ヨランダ・ラマミ農園はSAVE THE COFFEE OF FUTURE PROJECTに参加しています

■SAVE THE COFFEE OF FUTURE PROJECTとは
コーヒー全体の品質向上及び高品質を持続する為に、労働者とその子供達への支援、教育、過疎化防止、永年コーヒーを生産維持する為に、各国ごとによるコーヒー農家を守る為に(プロジェクトの趣旨を理解する農園主達と共にコーヒー生産を未来へ繋げる)、大阪のスペシャルティコーヒーの第一人者である丹後氏が代表のインフィニティ社独自のプロジェクトです。このプロジェクトは2019年にドミニカ共和国大使館より表彰もされており、ドミニカ共和国への支援と貢献は着実に認められています。

コスタリカ ラ・カンデリージャ ハニー

長く色褪せない良質なコーヒー

良質のコーヒー生産地として有名なコスタリカ タラス地区の標高1,500mに、周辺9農園からのコーヒーを精選するマイクロミル LA CANDELILLA(ラ・カンデリージャ)があります。コスタリカ・スペシャルティコーヒーの元祖ともいえる2000年に設立のカンデリージャでは、スペシャルティによって生まれた収益を少しづつ蓄え、2015年よりペニャゴス製のウェットミルに一新し、より高い品質で消費者に還元してくれています。新しいミルの効果として、果肉除去工程における品質の均一化が著しく、よりデリケートに狙ったクオリティを達成できるようになったと言います。また、ピッキングしたチェリーの精度を測り、より精度の高いピッキングをする事で賃金を上げるような取り組みを始め、収穫精度に大きな効果を生んでいます。

風を味方につけたパティオ

精選方法は、収穫されたチェリーが当日の午後4時30分ぐらいから午後5時30分くらいに入荷し、サイフォン式チェリータンクに投入、選別され、その後パルパーによって果肉除去されます。

ハニーコーヒーは、果肉除去後のミューシレージを残したまま乾燥工程に入ります。この方法によって、ミューシレージの甘味が豆に移り、通常のウォッシュドコーヒーでは得られにくいハチミツを思わせる独特の香りやボディをもったコーヒー豆が得られます。 この方法では、果肉除去の行程で過熟豆、未熟豆を取り除くことが出来るというメリットもあります。ミューシレージがついたままの乾燥方法は、放置すると粘液質が固まりパーチメント通しがくっついてしまう為、手間を掛けて攪拌を繰り返す必要があります。ここカンデリージャでは、小規模なミルである利点を活かし、乾燥はアフリカンベットで2日間、コンクリートパティオで7日間かけて100%天日乾燥します。

香ばしさと甘さが特徴のマイルドコーヒーです。浅煎りでほうじ茶のような香ばしさとサラッとした軽い飲み口、深煎りは甘くマイルドな印象で、香ばしさにブラウンシュガーやハチミツのような甘さを感じます。

お薦め焙煎度:ハイロースト(浅煎り)、フルシティロースト(深煎り)

品種カトゥーラ
精製ハニープロセス
地域 タラス
標高1,400‐1,600m
価格125g 1,000円、250g 1,900円、375g 2,850円

Casas de La Alegria(カサ・デ・ラ・アレグリア)

2020年より輸入商社により、カンデリージャ農園の生豆を輸出するCoffee Exparts社を介して、金額の一部をCasas de La Alegria基金に寄付する取り組みを始めました。Casa de la Alegriaはコーヒー農園で働く季節労働者やピッカーの子供たちに対して教育や健康支援・学童保育などを目的とした託児所を作るプログラムです。2014年よりICAFEとユニセフが主導で開始され、現在タラス、コトブルス、グレシアの3つの地域に21棟の託児所・学童を整備しています。34の農家がプロジェクトに賛同し、両親が農園で働いている間、子供たちはこの託児所で最大で週6日、1日4食の食事と学習を受ける事ができ、健康診断など健康面でのサポートも行われています。

ICAFEでは、こうした子供たちの受け皿がある事で、季節労働者の雇用環境や生活面の改善・サポートに繋げたいと考えており、子供たちの健康と成長、農園に従事する労働者の雇用環境を改善する事で、持続可能なコーヒー生産の実現と品質の向上に繋げていきたいと語っています。

エルサルバドル オーガニック・マイルド サンタエレナ農園

ラテンアメリカを代表する有機農園

サンタエレナ農園は、エル サルバドルでスペシャルティコーヒーを最も多く生産する地域であるアパネカ・イラマテペック山地に位置しています。60年前に植樹、農園を開始し、Cup of Excellenceではこれまでに7回の受賞歴を有する名門農園です。現在は、フェルナンド・リマ氏がオーナーとなり、レインフォレストやJAS認証などサスティナブルなコーヒー生産を率先して行っている農園でもあります。

コーヒー生産は140Haの土地で行われており、全区画JAS認証のもとオーガニック生産が行われています。ラテンアメリカ最大の有機農場の1つとも言われており、2014年にはレインフォレストアライアンスを認証している中米農園のベスト10にもノミネートしたほど、サスティナブルな生産とコーヒーの品質双方が高く評価されている農園です。

標高が非常に高い事から、他の農園に比べて収穫は3週間ほど遅れ、最も標高の高いエリアだと4月になる事もしばしばあるほどです。しかし、この冷涼な土地でゆっくりと成熟されたチェリーは有機土壌からの豊富にミネラルを蓄え、ジューシーで華やかなコーヒーに仕上げられます。また、農園正面からは美しいコアテペケ湖を臨むことができ、その風光明媚な景観は、多くの訪問者を魅了してやみません。

全体を通してマイルドでバランスの良い風味です。オレンジやストーンフルーツのような華やかなアロマ・フレーバーがありながらも、甘さが際立ちます。冷めても美味しくいただけます。

推奨焙煎度:3.シティロースト(中煎り)4.フルシティロースト(中深煎り)

品種ブルボン、カトゥーラ
精製ウォッシュド
地域アパネカ、イラマテペック、サンタエレナ農園
標高1700-1950m
価格125g 1,100円 250g 2,090円  375g 3,135円

グアテマラSHB アンティグア レタナ農園 (売り切れました) 

グアテマラ・アンティグアは3つの火山に囲まれた盆地で、火山灰質 の豊かな土壌が広がり、山から吹き付ける冷涼な空気が昼夜の寒暖 の差を生み出します。最高品質のコーヒーを作る自然条件が揃った アンティグアは、グァテマラで最初にコーヒー栽培の始まった伝統 に加え、また古くから最高品質コーヒーの代名詞です。また、コー ヒーの名とともに、古都アンティグアは町全体が世界遺産となって おり、中米の一大観光地です。元来、レタナ農園はカトリックの修 道士たちの手により運営されていました。農園名はその当時の代 表・レタナ神父の名前に由来しています。その頃のレタナ農園は コーヒー栽培をしておらず、ラパデュラというグアテマラの砂糖菓 子を作るためのサトウキビが栽培されていました。その後、オーナ はコーフィーニョ氏となり、彼はこのレタナ農園で当初はコーンや アボカド等様々な農作物を試験的に栽培し、最終的にコーヒー栽培 へとたどり着きました。今やレタナ農園はアンティグアコーヒー品 評会入賞の常連となり、2011年にはカップオブエクセレンスにも入 賞を果たすに至りました。その洗練されたフレーバーはアンティグ ア産コーヒーの特徴を鮮やかに表現しています。Retana・ yellowbourbonが醸し出すクラシックアンティグアのフレーバーをど うぞご賞味くださいませ。 Guatemala Yellowbourbon Antigua Retana <アンティグア・コーヒー生産者協会(APCA)

名産地アンティグアが誇る、文句のつけようのない、香り・酸味・苦み・コクのバランスのとれたパーフェクトな珈琲。アンティグア・コーヒー生産者協会(APCA認証)

品種イエローブルボン100%
精製ウォッシュド
地域アンティグア レタナ農園
標高1,550m
価格125g 1,000円 , 250g 1,900円, 375g 2,850円

グアテマラ

カフェピューマ

古き良きグアテマラ・コーヒーの特徴的なキャラメルのような心地良いフレーバーと柔らかい酸味のバランスのとれた味わいに仕上がりました。コーヒーの売り上げの一部(ポンドあたり10セント)を、同地の野生ピューマの保護団体である、パンテラ・グアテマラに寄付しています。

品種ブルボン、カツーラ、ティピカ
精製ウォッシュド
標高1350-1550m
地域   グアテマラ中東部 シエラ・デ・ラス・ミナス山地
税込生豆125g   800円
生豆250g 1,520円 

コスタリカ

ジャガー(売り切れました)

ハニー製法によるバランスのよい酸味と甘み、深煎でも美味しい。輸出されたコーヒー1ポンド あたり(最低)1米ドルセントを、野生ジャガー保護活動を行っているNational Conservation Programme等へ寄付しています。

品種アラビカ
精製ハニー
標高1400-1700m
地域 トレスリオスおよびタラス
税込生豆125g  700円
生豆250g 1,330円

ホンジュラス

ブエノスアイレス農園

ホンジュラスのスペシャルティコーヒーをよりクオリティを高め、その分をより高く購入させていただくサスティナブルな仕組み、名前は「プロジェクトゼロ」。欠点豆を減らすべく、徹底的にクリーンカップにこだわった、極上のプロジェクト品です。

品種 カチモール, Ihcafe 90, レンピラ
精製ウォッシュド
標高1400-1700m
地域ホンジュラス中西部ブエノスアイレス村
税込生豆125g  800円
生豆250g 1,520円

パナマ

SHB ボルカンバルー

名産地ボケテが育んだパナマの気品溢れる逸品。絶妙なバランス。しっかりしたボディー、目覚ましい酸味と、甘みをともまったアフターテイストです。

品種カツアイ
精製ウォッシュド
標高1350-1800m
地域ボケテ地区 バル火山東麓
税込生豆125g  900円
生豆250g 1,710円

ドミニカ

ワイニープリンセサ (売り切れました)

チェリーそのままを乾燥 させる為、発酵した果肉が豆に残り、まるでワインの様なフレーバーをつくりだします。 澄んだ味わいに加え、上質な酸味と舌ざわりが特⾧的です。

品種カトゥーラ
精製ワイニーナチュラル
標高1480m
地域   ドミニカ中部ハラバコア,アルフレドディアス農園
税込生豆125g 1,300円
生豆250g 2,470円

ジャマイカ

ブルーマウンテンNo.1

酸味とコクのバランスがよく軽やかな飲み心地。ブルーマウンテン最高級 王者の香りを感じます。

品種アラビカ
精製ウォッシュド
標高800-1200m
地域ブルーマウンテン地区
税込生豆125g  2,500円
生豆250g  4,750円

南米・ハワイから

ブラジル 南ミナス ブルボンアマレロ パルプドナチュラル

明るい酸味と甘みが特徴のシングルオリジンコーヒーが入荷しました。クリアな黒糖のような甘さと、スムースなボディ感を持ったバランスカップ。アップル系の酸味も感じることができ、味わいに厚さを感じます。

お薦め焙煎度:ハイロースト(浅煎り)、フルシティロースト(深煎り)

ハイロースト(当店焙煎度2)とシティロースト(当店焙煎度3)では、ローストナッツの香ばしさとピーナッツバターのような甘みと舌触りがとても良いです。ほのかに感じる明るい酸味もグッドです。フルシティロースト(当店焙煎度4)では、甘みが非常に心地よいです。ボディにも力強さが加わり、その口当たりはエスプレッソにも適しています。

品種ブルボンアマレロ
精製パルプドナチュラル
地域南ミナス ネポヌセーノ ベラビスタ農園
標高1,080m
価格生豆125g (焙煎後100g以上)900円、生豆250g (焙煎後200g以上)1,710円

スペシャルティ・コーヒーを生み出すブラジル随一の産地・南ミナスジェライス

南ミナスはブラジル生産地の中でも歴史があり、多種多様なコーヒーを産出する地域です。1850年ごろにコーヒー栽培が導入され、この地域での主産品として大きく広がりました。南ミナスでは、60万ヘクタール以上の栽培面積を誇り、一大生産地となっておりますが、その多くは小農家による栽培が行われております。セラード地方と違いなだらかな丘陵な土地柄のため、大型収穫機を導入することが難しい地域でもあり、小型の収穫機ないし手積みで収穫がなされています。標高は750m~1,350mとブラジルの中でも標高が高い地域で、スペシャルティクラスのコーヒーを産出する優れた土壌と標高を有しています。

3代にわたって受け継がれる栽培技術と最新テクノロジーを駆使したコーヒー栽培

ベラビスタ農園は1923年にリマ・レイス家により開園され、当初は放牧による生計を立ておりましたが、すぐにコーヒー栽培へと転身。現在では3代目のアントニオさん(トニーさん)が引き継いでいます。430haにも及ぶ彼らのコーヒー農園では、環境に配慮した栽培方法を徹底し、各種認証を取得しています。現在の農園主トニーさんは、先代から土地を受け継ぐ前にラブラス農業大学の農学者パウロ・デ・ソウサ教授に農学の一般的な知識技術、コーヒー栽培を徹底して学びました。1964年に現在の妻イザベラさんと結婚、農園に住居を構え、子宝にも恵まれたトニーさんは、子供達が将来もこの農園を愛してくれるように自然を守り、動物を守り、水を守りながら農業をしようと決意しました。今では自然豊かで動植物に溢れる農園となっています。精製するための機械も新調し、ドライオンツリーの処理、パルプドナチュラルの加工も高い品質で生産しています。3代に渡るコーヒー栽培の歴史と現在の栽培テクノロジーを駆使し南ミナスの中でも有数のサステイナブルな良質コーヒーを産出する農園となっています。

コロンビア ストロベリーアナエアロビコ

こちらのストロベリー アナエアロビコは、収穫した糖度24%以上のコーヒーチェリー(レッドブルボン)を5時間ほど綺麗な水に浸し、洗浄、その後、アナエロビックファーメンテーションと言われる二次発酵 (嫌気性発酵)を9時間行ったのち、アフリカンベッドで天日乾燥させています。この精製により仕上がったコーヒーは、ストロベリーのような爽やかな酸味と甘味を持っています。

品種レッドブルボン
精法ナチュラル(アナエロビックファーメーテーション)
産地カウカ県 ポパヤン サントゥアリオ農園
標高1850-2100m
価格生豆125g(焙煎後100g-) 税込1,300円、生豆250g(焙煎後200g-)税込2,470円

コロンビア レッドフルーツ カーボニックマセレーション

こちらのレッドフルーツ カーボニックマセレーションは、BRIX計で22-24度以上のチェリーを収穫後 2時間ほど水につけ、レッドフルーツモストで56時間のカーボニックマセレーションを行った後、通常のコーヒーモストで20時間のアナエロビックを行い、20-22日間かけて、水分値が 10.5%になるまでアフリカンベッドで天日乾燥させています。

ワインの醸造方法を元に考えられた「特殊な醗酵プロセス」により、驚くほどのフルーツ感、アセロラの様な味・香りで、一度は体験したい味です。

品種レッドブルボン
精法ナチュラル(レッドフルーツ カーボニックマセレーション)
産地カウカ県 ポパヤン サントゥアリオ農園
標高1850-2100m
価格生豆125g(焙煎後100g-) 税込1,700円、生豆250g(焙煎後200g-)税込3,230円

環境にやさしい持続可能な農園「サントゥアリオ農園」

サントゥアリオ農園のあるコロンビア カウカ県は、コロンビアコーヒーの名産地であるウイラ県が東に、そして、ナリーニョ県が南に接する、日照や降水量、標高、土壌といったコーヒー栽培の好条件の揃った地域です。農園主カミーロ・メリサルデ氏は、古き良き時代のコロンビアマイルドコーヒーの復活を目指し、サステナブルな条件のもと、一から農園を設計し、1999年に農園作りをスタートさせました。サントゥアリオ農園では当初から「至高のコロンビアマイルド」を目指し、木の播種から収穫、精選にいたるまで非常に高いクオリティを持った独自のマニュアルで農園の管理を行い、スペシャルティコーヒーの生産に力をいれています。また、スペシャルティコーヒーの生産だけでなく、ハーブやほかの果樹の栽培も行い、環境保護活動や養蜂、エコツーリズムの取り組みを通して、環境にやさしい持続可能な農園づくりに取り組んでいます。

コロンビア 新品種、オンブリゴン。 ウィラ エル ディヴィソ農園から新登場!New variety from Ethiopia   

Ombligonは、エチオピア原生種(Bourbon- Caturra系)です。その形状から、スペイン語で「お腹のへそ」を意味します。ウィラ エル ディヴィソ農園の農園主であるネストル氏は、ウィラのブリュッセル地区で26年間コーヒー栽培を続けてきた農園の若き2代目です。エチオピア由来の新品種「オンブリゴン」などの希少品種を含む6種類を栽培し、地元のコーヒー研究機関と共同しチャレンジングな商品を作り続けています。その情熱はまさに「コーヒープロデューサー」。栽培のみならずプロセスに着目しコーヒーの可能性を広げることに情熱をかけています。

禁断の果実のビッグバン!一度は体験したい際立つ風味。

新品種オンブリゴン。ローズヒップのようなフローラルな香りとフルーティーな味わい。アナエロビック&好気性発酵によるダブルファーメンテーション。

品種Ombligon(オンブリゴン:エチオピア原生種)
精製Natural Double Fermented 乾燥:アフリカンベッドまたはメカニカルドライ
産地Huila, El Diviso農園
標高1,600~1,800m
価格生豆量100g 2,800円/125g 3,500円/200g 5,320円/250g 6,650円
焙煎後重量は生豆量の80-86%程度になります。

Double Fermentationとは… 工程詳細

① チェリーはBrix24~26度の熟したチェリーを厳選。フローターや夾雑物を取り除き、洗浄 ② 袋に入れ脱気はせずに袋を閉じて48時間レスティング ③ 袋内温度を30~40度に維持しながら開閉を繰り返し、60時間④ チェリーをタンクへ移し32℃のぬるま湯を投入、24時間嫌気発酵 ⑤ その後、60℃お湯で洗い流す ⑥ アフリカンベッドで水分値18%まで脱水 ⑦ 機械乾燥で温度調整をしながら少しずつ脱水、乾燥

ブラジル 山のコーヒー エスピリトサント クラシックテイスト (売り切れました)

世界最大のコーヒー生産国ブラジル。一般的に地平線まで広がる大平原でのコーヒー生産風景を想像することが多いですが、日本の22.5倍もの広大な土地は、 生産の面でその多様性を見せてくれます。エスピリトサント州の南部の山岳地帯で栽培されるアラビカコーヒーの生産地区もその一つです。ブラジルでは山岳部で採れるコーヒーを平地のものと対比して”山のコーヒー”と呼び、区別して認識されています。エスピリトサント産アラビカコーヒーもまさしく”山のコーヒー”となります。その厳しい気候風土はスペシャルティコーヒーを育むのに十分なポテンシャルを有し、近年、世界的にもスペシャルティコーヒーの名産地として知名度を大きく上げています。セミウォッシュド製法により甘みを強く感じるテイストです。深煎りで、香ばしさ・柔らかな苦み・コクのバランスがよく、ビターチョコの甘さを感じ、クリーミーなのど越し。カフェオレにも良く合います。

品種主にCatuaiが中心
製法Semi-washed(セミウォッシュド)
産地ブラジル エスピリトサント州 南部の山岳地帯
標高500-1,200m
価格生豆125g 900円、250g 1,710円、375g 2,565円

                                 

セミウォッシュド製法とは

セミウォッシュド製法は、ウォッシュド製法(乾燥させる前にたくさんの水を使って果肉を洗い流す製法)とナチュラル製法の“いいとこどり”の精製方法です。ウォッシュドで取り除く粘液をあえて残すことで水の使用量を抑えることができ、その結果、豆に残された粘着液が独特なアロマを生み、甘みの強いコーヒーとなります。

日本のUCCがサポートするサスティナビリティ

過去、エスピリトサント産のアラビカコーヒーには不遇の時代がありました。山岳地帯でコーヒーを生産するため、常にコーヒーの乾燥工程において天候(降雨)のリスク があり、ブラジルの伝統的なナチュラルコーヒーでは品質の劣化が避けらず、生産者は低価格での取引を余儀なくされていました。
大きな転機となったのは、2000年代初頭の所謂”コーヒークライシス”の中、転作等により荒れ果てていく山岳地帯を、伝統的なコーヒー生産で復活を志した行政と 民間が一体となって取り組みを始めたことからでした。行政は、各農家に品質改善のためビニールハウスの提供しました。また、販売の試みとして、日本のUCCに「 品質コンテスト」の開催を要請しました。これは2002年に実現し、以来、この地の品質をPRする場として今に続く現地の一大イベントに成長しています。UCCは2001年以来、このコンテストの開催とともに品質を高めるために生産者へノウハウを伝えるなど、技術支援も行ってきました。長年の取り組みは実を結び、エスピリトサント州の豆は地道にその品質を向上させ、2017年のCOE(Cup of Excellence:世界で最も有名なコーヒー豆の品評会)で初めて1位入賞するなど、スペシャルティコーヒーの名産地に肩を並べるまでになりました。

一方、コーヒーの加工方法も、加工機械の発展に伴い大きく変わりました。降雨を避け乾燥期間を短くする試みとして導入されたセミウォッシュド加工は、ブラジルらしい 甘みのあるコーヒーの特徴を残したまま、品質リスクを抑え込む役割を果たし、エスピリトサント産アラビカと言えばセミウォッシュドコーヒーと認知されるまでになりました。

こうして独自で高品質なコーヒーを安定的に作ることができるようになれば、そのコーヒーを高値で買いたいニーズも増えます。それは、産地、農家を始め、コーヒーに関わる全員にとって幸せなことです。UCCはこのような取組みを「サステナブルなコーヒー生産」だと考え継続的にサポートを続けています。

ハワイ コナコーヒー Extra Fancy(売り切れました)

ハワイコナは、ハワイ島の西側にあるコナ地区の、肥沃な火山性土壌と穏やかな気候のとても恵まれた環境で栽培されているコーヒー中から、上位5等級のものだけが「ハワイコナ」として扱われています。その等級は、エクストラファンシー、ファンシー、No.1、セレクト、プライム、に分けられており、プライム以下のものはコナ地区で栽培されたものであっても、ハワイコナとしては扱われません。つまり、限られたエリアで栽培され、さらに一定の基準をクリアしたものだけに絞り込まれたものが「ハワイコナ」で、とても希少価値の高いコーヒー豆です。

ハワイコナが高品質といわれる理由

ハワイコナが高品質といわれる理由の一つに手摘み収穫が挙げられます。 ブラジルやインドネシア等の大規模なコーヒー生産地(農園)になると、機械で収穫せざるを得ません。その場合は、未成熟な豆や異物、虫食いなどコーヒーの品質を落としてしまう要因となるものが比較的混入されやすいといえます。

ハワイコナでは今でも伝統的に手で摘む手法が守られており、収穫の段階で完熟豆だけを選別するため、安定して品質の高い豆を生産できるのです。
また、セミウォッシュド精製によって雑味の無い、クリアな香味を出すことができます。

一際クオリティの高いハワイアン・クイーン・コーヒー農園産

ハワイコナを栽培する農園の中でも、ハワイアンクイーンコーヒー農園は、ハワイで最も古く、最も成功したフードフェスティバルの1つとして認められ、コナの文化遺産を称え、コナコーヒーの先駆者、農家、職人の功績を称える「コナコーヒーカルチャーフェスティバル」において、クラウン部門のコナコーヒーカッピングコンペティションで4度の優勝(2013,2014,2019,2021年)と、その他多数の受賞経歴のある、上質なコーヒーを安定して栽培する優良農園です。また、ハワイ農務省による厳しい要件をクリア出来ない農園が多くある中、ハワイアンクイーンコーヒー農園の栽培するコナコーヒー全ての豆が、ハワイ農務省によって原産地と品質が認定されていますので、ハワイコナの中でも一際クオリティの高いものと言えます。

芳醇な甘い香りとフルーツのような酸味、スッキリとした後味

完熟チェリーのみを手摘みで収穫し、大きなビニールハウスで1ヶ月以上かけてじっくりと乾燥をさせた後、機械乾燥によって 最適な水分量に仕上げられた、ハワイコナ最高級規格 エクストラファンシーをご用意いたしました。芳醇な甘い香りとフルーツのような酸味、そしてスッキリとした後味をお楽しみください。

品種ティピカ
精製ウォッシュド
標高550-760m 
地域Olowalu St, Kailua-Kona, Hawaii
推奨焙煎 ハイロースト(浅煎り)
価格生豆125g 3,000円、250g 5,700円、375g 8,550円

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ハワイ コナコーヒー 100g エクストラファンシー | 珈琲豆焙煎所 Toden Coffee

ハワイ コナコーヒー 200g エクストラファンシー | 珈琲豆焙煎所 Toden

ブラジル さくらブルボン2024季節限定発売!     (売り切れました)

さくらの季節の限定商品。フレッシュで甘い香りが、春の足音を感じさせる逸品。柑橘系のさわやかに際立った甘さとその香りのバランスの良さを是非実感してください。

「年に一度のさくらのように」 日本では春、年に一度の風物詩の「さくら」が有名です。 満開になった時の新鮮な香りは心を和ませます。 そんな雰囲気を持ったコーヒーを、 育成/栽培に熱心な「Santa Luzia農園」から、お届けすることができました。 こちらの農園はUTZ認証を取得しており、環境問題・ 社会問題を重視し、自然環境の保護、労働者の労働環境の向上、消費者の安全 性の確保に注力しております。また製品 の出所、生産方法から流通まで厳しくコントロールされトレーサビリティーが可能となっております。厳選された 完熟ブルボン種を手摘みしてパルプドナチュラル精選し、太陽の恵みを一杯浴びた豆をフレッシュなまま、お届けします。今回は15kg限定でご用意し、無くなり次第終了といたしますのでお早めにご利用下さい。

お薦め焙煎度:ハイロースト(浅煎り)、シティロースト(中煎り)

品種ブルボンアマレロ
精製パルプドナチュラル
地域ミナスジェライス州バルジニア近郊 サンタルシア農園
標高1,000~1,120m
価格125g 900円、250g 1,710円、375g 2,565円

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コロンビア ブルボン サントゥアリオ農園

スペシャルティのための農園設計

コロンビア・ポパヤンは山岳地帯が多く、日照・降水量・標高・土壌といったコーヒー栽培の好条件の揃った特産地です。サントゥアリオ農園はポパヤン高原に位置し、南東にはプラケ火山(標高4,646m)を望みます。農園主カミーロ・メリサルデ氏は、古き良き時代のコロンビアマイルドコーヒーの復活を目指し、なおかつ完全にサスティナブルな条件のもと、一から農園を設計し1999年に農園作りをスタートさせました。

サントゥアリオ農園では当初からスペシャルティコーヒー、すなわち「至高のコロンビアマイルド」を目指し、苗木の播種から収穫、精選にいたるまで非常に高いクオリティを持った作業マニュアルを作り上げています。農園は標高1,850-2,100mの丘陵地にあり、敷地面積は260ha、このうち約188haにコーヒーが栽培されています。

農園には豊かな森林が広がり、多様な野生動物の住処となっています。農園は小さな区画に分けて整備されており、作業の記録や管理もしっかりと行われています。シェードツリーにはマメ科の植物を植え、施肥管理は有機肥料の投与のみを行い、また標高が高いため害虫の問題は皆無で、農薬の散布は行っていません。また、農園の従業員や近隣の地域社会への貢献も積極的に行っています。

中煎り以降のロースティングで、フローラルでダークチェリーやベイクドアップル、チョコレートなど甘く風味の調和がとれた風味を感じられます。

推奨焙煎度:3.シティロースト(中煎り)4.フルシティロースト(中深煎り)

品種ブルボン
精製ウォッシュド
地域カウカ県 ポパヤン、サントゥアリオ農園
標高1850m〜2100m
価格125g 1,000円 250g 1,900円  375g 2,850円

ブラジル イエローブルボン パルプドナチュラル パッセイオ農園 

スペシャルティコーヒーの先駆者

パッセイオ農園は、南ミナス地区のコーヒー生産地帯のほぼ中心に位置するMonte Beloにあります。標高1100mから1200mの丘陵地帯に農園が広がっており、火山性ミネラルを含んだ肥沃な土壌に恵まれています。

植付けのための土壌整備からコーヒーチェリーのピッキングまでの作業は、訓練され、技術を持った作業者を効率的に活用することから成り立っています。パッセイオ農園は3世代にわたりコーヒーの生産を行なっており、そのつど生産技術の革新を行い、効率性の向上を求めています。自然環境に対する配慮も抜群で、75Haの自然林を残しており、病害虫対策にペストバランスを活用して農薬の使用量を減らしています。作業者の生活、教育環境の整備等社会問題の解決にも積極的に取り組んでいます。

生産処理方法で、Natural.Pulped Natural、品種で、Mundo Novo,Bourbonと多様な商品をそろえ、COEやLate HarvestCompetitionの常連として、世界のスペシャルティコーヒーのロースターに知られています。COEの前身であるITCのグルメコーヒープロジェクトの農園として1997年に初めて水流によるチェリーの比重選別機とグリーンセパレータを導入したことも、Passeioの品質に関するアドバンテージを維持する要素となっています。

パッセイオらしい明るいオレンジやグリーンアップルを感じさせるフレーバーやアーモンドのような香ばしいアロマ、ミルクチョコレートのような甘さと、ブラジルスペシャルティコーヒーの定番に相応しい風味特性を感じていただけます。

推奨焙煎度:2.ハイロースト(浅煎り)3.シティロースト(中煎り)

品種イエローブルボン
精製パルプドナチュラル
地域南ミナス モンテベロ、パッセイオ農園
標高1100〜1200m
価格125g 900円 250g 1,710円  375g 2,565円

コロンビア

KYOTO農園オーガニック

SIERRA NEVADAはコロンビアの主要な有機コーヒー生産地となっています。ダークチョコのような風味で飲みやすいバランスのよいオーガニックコーヒーです。

品種ティピカ、カツーラ他
精製ウォッシュド
標高900-1350m
地域 SIERRA NEVADA KYOTO農園
税込生豆125g   900円
生豆250g  1,710円

ペルー

レッドコンドル

柑橘系の酸味、チョコレートのような濃厚な甘さ、そしてほどよいコクを感じます。

品種 ティピカ、ムンドノーボ、カツーラ他
精製ウォッシュド
標高1750-1900m
地域カハマルカ県チリノス
税込生豆125g  1,000円
生豆250g  1,900円

コロンビア

ピンクブルボン   (売り切れました)

ピンクブルボンは、通常は熟すと赤くなるコーヒーチェリーがピンク色に熟す大変珍しいブルボン種です。ワインを感じる特別で華やかな味・香り、アナエアロビック精製です。

品種アラビカピンクブルボン
精製ナチュラル
標高2050m
地域Juan Martin農園
税込生豆125g  1,300円
生豆250g  2,470円

                                                

ハワイ

コナコーヒー      (売り切れました)

コナ最高級のシングルオリジン、希少価値の高いファンシー。柔らかな酸味とコク、程よい苦みが特徴です。

品種ティピカ
精製ウォッシュド
標高550-760m
地域 ハワイアンクイーンコーヒー農園
税込生豆125g  2,800円
生豆250g  5,320円

ブラジル ブルボンアマレロ アルコイリス農園

UTZ認証取得。華やかな香りが特徴です。

品種 ブルボンアマレロ種
精製ハニー
標高1,100m以上
地域ミナスジェライス州サント・アントニオ・ド・アンパロ アルコイリス農園
税込125g 900円、250g 1,710円

カフェインレス

インドネシア

バリ神山カフェインレス

スイスウォータープロセスと呼ばれ る、化学薬品を一切使用せずにカフェインを99.9%以上除去する事が出 来る方法で製造されています。このカフェイン レスコーヒーは、アラ ビカ種の中でも高品質なグルメコーヒー「バリアラビカ神山」を使用 してまろやかな甘味が味わえる贅沢なコーヒーです。

品種ティピカ系カルティカ等5種
精製ウォッシュド
標高1150-1650m
地域バリ島
税込生豆125g  1,000円
生豆250g   1,900円

コロンビア

スプレモ カフェンレス

スイスウオータープロセスでカフェインを除去。このカフェインレスコーヒーは“美味しいカフェインレスコーヒー”を目指し、アラビカ種 のコロンビアスプレモを使用しています。ビターチョ コを思わせるフレーバーを持った美味しさです。

品種アラビカ種
精製ウォッシュド
標高
地域
税込生豆125g  1,000円
生豆250g 1,900円
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